目を開けると、そこは紛れもないあの城下町だった。

大通りは、人がぎっしりと集まり、全員が本部に向かっている。

18万人がいきなり来たんだから当然の多さと言えるだろう。


あちこちでGGMの着信音が鳴っている。

たぶん、連絡の取れない状況だった仲間に安否の確認をしているんだろう。

そうだ!

みんなは!?

僕は辺りを見渡し、水城達を探した。

「どうやら来れたようだな。

またあの牢獄に戻されるのかと思っていたが…



理沙も奏も大丈夫だ。

現世での傷はこっちでは治るみたいだな。」


水城達は、すぐ後ろにいた。


理沙ちゃんの左足も、治っている。

まぁ、傷を受けたのは体で、今ここにいるのは魂だから当然と言えば当然だ。



でも、本当によかった。



その後、僕達は本部に入っていった。

各部隊毎に集会を行うらしい。


僕らは、とりあえず勧誘部隊に向かった。

まだ所属は決まってなかったからね。


「それにしても、18万人対1億って不公平すぎませんか?

メンテナンスも時間が早まるし…」

理沙ちゃんが呟く。

確かにそうなんだ。

これはおかしい…