僕らは段ボールに、ドーナツやおにぎり、ハンバーガーやジュースを詰め込んだ。

まぁ二人とも高校生だし、これくらいは食べるかな?って思ったんだ。

もちろん、侑弥さんは食べれないかもしれないけど…


「では、届けてきますので、お休みください。」

男性は、よっこらしょっと段ボールを抱え、部屋から出ていった。


あの人も大変だよな…

God GAMEというわけの分からないモノに関わることになっちゃったんだから…

「俊!」

水城の声が聞こえ、僕は我に返った。


うわっ!!!


僕は慌て手を前に出した。

ハンバーガーが飛んできたんだ。

「早くしねぇと無くなるぞ!」

そんなバカな!!


今この部屋には9人しかいないんだよ?

「おっさん!

この娘をなめたらだめじゃ!!


わしらの分まで食っちまう勢いじゃけぇ!」

岩本隊長も、食料確保に必死だ。



そっか…

奏ちゃんか………

「本当に見かけによらず食べますよね…

適当に持ってきたんで向こうで食べませんか?」

不意に理沙ちゃんが姿を現した。

周りを見ると、岩本隊長と奏ちゃんの大食い競争が繰り広げられ、中年夫婦とサラリーマン、中学生は、自分の分を確保し、部屋の隅の長机に向かっていた。