台車に乗っていたのは、大体が箱だった。

どの箱にも手紙が付いていて、送り主の想いが書かれていた。


全国的なコンビニ、エイトイレブンからは、パンやおにぎり、ジュースの詰め合わせ。マックスナルドからは、各種ハンバーガーとポテト等の詰め合せ。ウスタードーナツからは、ドーナツ100個。バックカメラからは、ポータブルテレビや、CDプレーヤー。TATSUYAからは、DVDやマンガ。また、県内中から応援ソングが届いた。


ハンバーガーやドーナツを見た瞬間、僕は何も食べてないことに気付いた。

「ウスドのパンデリング食べたい★」

奏ちゃんが一番に動きだし、僕らも続いた。

「あの坊主頭達の分はどうする。

あいつらもいるだろ?」

水城がもっともな意見を言い、奏ちゃんの足が止まった。

「それなら大丈夫です。

私が届けますので…

どれくらい持っていけばいいか配分だけお願いします。」

まだ入り口付近にいた男性が名乗りを上げた。


たぶん僕らの担当なんだろうな…

「よっしゃ!

この段ボールに全部少しずつ入れるんじゃ!」

岩本隊長が、指示を出し、さっきまで商品の入っていた段ボールを指差した。