「もしそれが本当じゃったら、侑弥と坊主頭は…
まさか…」
岩本隊長の言葉で部屋に緊張感が漂う。
「わしが病院の方に連絡してみるけん。
誰か侑弥と坊主頭と連絡できんのんか?」
岩本隊長が携帯を取り出し、電話を始めた。
僕は連絡先を知らないからどうにもできない。
僕はただ不安な表情をしている仲間を見た。
どうやら誰も知らないらしい。
「そっちに山本侑弥っていう患者はおらんか?
坊主頭の高校生と行ったはずなんじゃが…
何じゃと!?
来ている!?
坊主頭と変わってもらえんじゃろうか?」
岩本隊長の声が一気に活気づき、部屋の緊張感も緩んだ。
それから少しの間、岩本隊長は話をしていた。
そして、電話を切った岩本隊長の口から、信じられない言葉がはっせられた。
「天空寺は、さっきまで病院にいたらしい。
坊主頭も、侑弥も無事じゃ。
坊主頭の話しじゃと、天空寺は、黒い服に黒淵眼鏡、細身で長身じゃったらしい。」
間違いないな…
天空寺さんだ…
じゃぁ、水城の推理は間違っていたのか?
それとも…
瞬間移動でもしたのか?

