ここはもう追求して見ようかな…
「何で侑弥さんが入院したって知ってるんですか?」
きっと戸惑うはずだ。
知ってるべきじゃないことを言ってしまったんだから…
《あぁ…
俺が侑弥と坊主頭を病院に連れていったんだ。
侑弥の傷が並み大抵じゃねぇってことは見て分かるからな。
のんきに質問してくる様子だと、逃げ切れたみたいだな?
もうたった二人で外に行くんじゃねぇぞ!》
そう言って、天空寺さんは電話を切った。
僕の誤算、天空寺さんは…
味方?
でも、ブラックリストの事は知ってた…
ブラックリストの事も聞いてみるべきだったか?
「もう、奴を追う必要は無くなったな…
奴は間違いなく敵だ…」
え?
僕は、ゆっくりと部屋へ戻っていく水城の後ろ姿を見た。
水城は何かを感じたんだ…
「何か分かったの?
いったい何で?」
「部屋に着いたら話してやる。
何度も言うのは面倒だからな。」
水城はそのまま歩き続けた。
水城にわかって、僕に分からなかったもの…
僕はとてつもなくそれが気になった。

