「今殺戮ロボットに追われてるんです!

助けに来てくれませんか!?

何故か僕ばっかりを追ってくるんです!」


今僕は軽く息が切れている。

走っていると思わせるには調度良い。

《ブラックリストに登録されているんだから当たり前だろ!


何故外に出た!!》


電話を通して天空寺さんの慌てた声と、放送のようなものが耳に入る。

何の放送だろう…

何かを呼んでいる感じだな…


僕の頭に、名前を呼ぶ場所が浮かんだ。

学校、ホテル、病院、駅、会社…


まぁ今の時間、学校や会社は無いだろうから、あとはホテル、病院、駅か…

「すみません!!

でも、侑弥さんの傍に行きたかったんです!!」

《確かに、入院までする怪我を負っているから心配するのも無理はない。

でもな!

自分が死んだら意味ねぇだろ!!》

もぅ…

確定だね…

天空寺さんは、明らかにあっち側…

だって…

僕がブラックリストに載っている事は、天空寺さんは知らないんだから…

それに、侑弥さんの傍に行きたかったんですとしか言ってないのに、天空寺さんは入院したと言っていた。

これも、まだ知らないはずなんだ。