ちなみに、侑弥さんは今病院に運ばれていった。

同じ高校だというあの坊主頭の人が連れていったんだ。


小山恵さんは、目の前で人を殺されたショックがよほど大きかったらしく、部屋の隅で1人座っている。


「じゃけぇここなら安心じゃ。

殺戮ロボットの現在位置が分からんのは痛いが、ここも病院も、最高の警備状態じゃ。

もうでぇも失わせはせんけぇ!」

岩本隊長が弱気そうなサラリーマン風の男性に言い聞かせている。

「こんなことになるなら、みんなのために戦うなんて言わなきゃよかったよ…

第一、三体しかいない殺戮ロボットがいる県にあたるなんて…」


三体しかいない殺戮ロボット…


そうだ…

聞かなきゃいけないんだ…

天空寺さんが黒か白か、はっきりさせるためにも…


僕は一度三人から離れ、岩本隊長の方に向かった。

そして、聞いてみた…

「殺戮ロボットが増えるという噂を知っていますか?」

この言葉と共に、部屋の空気は凍りついた。