「侑弥さん!!!!!


何でここに!?

今まで何を…」


僕はいきなり現れた侑弥さんに戸惑いながら、倒れた女性を背負った。


「なんか戻ってきたら職員室にいてさ、どうやら携帯を没収されたらしい。

俺の代理がやらかしやがって…


反省文書いたり、お説教くらってて遅くなった。

んで、携帯を返してもらって、外に出たら殺人事件だなんて噂だ。

慌てここまで来たら、まさかたっさんだとわな…」

侑弥さんは早口にそう言い、僕の持っている鉄パイプを眺めた。


「山本侑弥、ブラックリスト入り決定。

死んでもらおう。」


殺戮ロボットが、再度引き金を引く。

パン!!

しかし、侑弥さんは、カバンを銃弾の軌道に合わせ、防いだ。

たぶんあのカバンには鉄の板か何かが入ってるんだ。


「やっぱり…

もう俺等の知ってるたっさんじゃないってことか…

ブラックリスト入りされちゃぁどこまでも追われ続けるな…」

侑弥さんは、桃太郎大通りに視線を走らせ、少しずつ道路に近付きはじめた。

そして…

キィーッとブレーキ音が鳴り、黒い車が横に付けてきた。