やっぱり運の悪さはおりがみつきか…
この女性を背負って逃げるのは正直不可能。
僕にはそんな力はないし、体力もない。走るスピードだって遅い。
それに加えてこの女性を庇うなんて…
コヤマメグミ
「木原俊、小山恵、ブラックリスト入り決定。
死んでもらおう。」
殺戮ロボットが引き金に人差し指を当てた。
やばい!!
早くなんとかしないと!!
鉄パイプ対拳銃か…
学校の時みたいにできるとは思えないし、飛んできた銃弾をどうにかすることも無理。
身を護る方法もないし…
パン!!!
殺戮ロボットの人差し指は引かれ銃声がなる。
僕は眼を瞑り、死に備えた。
しかし、銃弾は飛んでこない。
「ほんまむちゃしかしないな!
他の二人は先に行かせた、早く逃げるぞ!」
パン!
また銃声…
キィン…
僕はゆっくり目を開けた。
そこには、白いカッターシャツに灰色のチェックのズボンを着、灰色のバックを胸の高さに構えている侑弥さんがいた。

