きっと僕もGod GAMEを経験していなけりゃ、あの男子高校生と同じだったろう。

でも、今は違う。

あり得ないなんかない。

絶対なんかないんだ。

何が起きてもそれを受けとめるだけの心と、人を信じることを僕は体で感じた。

きれいごと。

そう言われるかもしれない。

でも、きれいごとだ、なんて言っている人は、現実を見ようともしていないだけ…

あの男子高校生もすぐにわかるだろう。

忠告してくれている人がいることのありがたさや、あり得ないなんかないってことを…


パン!!!


背後から銃声が聞こえる。

また誰かがやられたな…

God GAMEプレイヤーか、一般人か、それはわからないけど…

「キャッ!!

先輩!後ろです!!」

理沙ちゃんの声が僕に届き、その声から、殺戮ロボットが迫っていると予想できる。

ガードマンを倒したんだろう。

僕が振り替えると、確かに拳銃を握り締めた殺戮ロボット。

まだ僕らを見つけてるような仕草はない。今しかない…