「私は…
後楽園に行くべきだと思います。
私達は、見つからないようにすることしかできません、見つかってからの事を考えると、仲間の多い場所に行くことが良策だと思います…
少なくとも、私のアイデアより数倍確実に生き残れるはずです。」
理沙ちゃんは、出席簿に名前を入れながら言った。
奏ちゃんはまだ寝てるから意見は聞けないな…
「後楽園に行こ〜★」
へ??
僕と理沙ちゃんは、思わず固まった。
奏ちゃんはどう見たってまだ寝てる。
つまり、さっきのは寝言だ。
「高鳥先輩…
やっぱり、不思議ですよね…」
僕らは、しばし笑い、その後奏ちゃんを起こした。
奏ちゃんは予想以上に寝起きが悪く、ようやく起きた時には、次の駅に着いていた。
僕らは慌てて奏ちゃんを引っ張って電車から降り、陸橋を渡り始めた。
「とりあえず、後楽園に行くことになったんです。
そこに攻撃部隊隊長がいるらしいんです。」
理沙ちゃんが、奏ちゃんに、後楽園に向かうことになった経緯を伝えている頃、僕は地方別本部のトピを開いていた。

