「あの暗殺者もおまわりさんに捕まらないのかな?★」
奏ちゃんが口を開いた。
警察か…
でも、無理な気がする。
あの暗殺者は、永瀬さんの体を操っている。
つまり、痛みなんか感じないだろう。
むしろ、逮捕しようとする警察の身が心配だ。
《次は岡山、岡山です。
お出口は左側です。》
男性の声が車内に流れ、次が目的地の岡山だと告げられる。
でも、僕らは立ち上がらなかった。
怖い、もし、暗殺者が岡山に僕らが向かった事を知ったらどうなる?
そう思うと足が動かなかったんだ。
「まだ終点じゃありませんよね?
このまま、電車を乗り継いで、旅しませんか?
改札をでなけりゃお金はかかりませんし、外よりは安全性たかいでしょ?」
理沙ちゃんが提案した。
大賛成だ。
とにかく今は、動いていたい。
ん?
待てよ…
確か、侑弥さんが安全な隠れ場所を教えてくれるって…
もしそうなら、そこに向かえばいい!
僕は、連絡を取ろうと、左腕を見た。
しかし、GGMは無かった…
僕らは、自分達だけで、3日間を生き抜かなきゃならないんだ…

