普段なら電車の一本や二本のために、ここまで必死にならないだろう。
僕は、一番に駅に入り、三枚分の切符を買った。
買ったのは岡山駅までの切符。
僕は、走りながら来た二人に切符を渡し、外を確認した。
まだ来てない。
「俊、電車来ちゃったよ★
急がないと…」
奏ちゃんと理沙ちゃんが、自動改札に切符を通しながら叫んだ。
やばい!!
岡山行きの電車は向こう側のホームだ!
僕らは、自動改札に切符を通し、階段を駆け上がった。
ピーとホイッスルが鳴り始める。
僕らは階段を飛び降り、電車に飛び乗った。
ちゃんと二人も一緒だ。
よかった…
背後で扉が閉まり、電車はゆっくりと進み始める。
助かったよ…
僕らは、肩で息をしながら、空いていた席に座った。
やがて、呼吸が整ってきた頃、理沙ちゃんが口を開いた。
「あの状況から逃げれたなんて、信じられない…
全部木原先輩のおかげですよ…」
ハハハ…
今考えると僕、かなり無茶をしたんだよね…
今考えると、恐ろしくて仕方ない。
僕、God GAMEを経験して変わったのかな?

