「とりあえず、100あったら安心だよ。

僕も危険なクエストに参加して、なんとか160までは上げたけど…

これからどうするんだい?」

僕は、二人の知恵を借りようと、質問してみた。

いや、正確には、理沙ちゃんの知恵を、かな?

「私は、もう少しレベル上げをしようと思っています。

やっぱり、まだ不安ですし…

最終戦争までの残り少ない時間を、有効に使いたいので…」

やっぱりそうだよね…

でも……

ウ─────!

ウ─────!

なんだ!!

突如、警報のようなものが鳴り始め、みんなが空を見上げる。


ピピピ!ピピピ!ピピピ!

三人のGGMが同時に鳴り始めた。

「何か、あったみたいだね★」

奏ちゃんが、最後のタルトを口に押し込んだ。

僕は、慌てGGMを確認した。

  『新着メール3件』


間違いない、何かが起こってる。


僕は、メールを開封しようと人差し指をのばした。

が、指が震えてうまく狙いが定まらない。

開いたら、今この幸せな時間が崩れてしまいそう。

そんな予感がしたんだ…

でも…

知るのが遅れれば、もっと悪くなるかもしれない…

僕は、メールを開いた。