─────水城目線─────



くそっ!


もう無理か…


奏…


守ってやれなくて悪いな…

俊……


二人を頼んだぜ……

ったく…


それにしても、スフィンクスって組織は…

やっぱ、信用できるのはあいつらしかいねぇな…



「かかってこいやおぉらぁっ!!!」


俺は力の限り暗やみに向かって叫んだ。


ズシャッ!


っ!!


腹部を横に一閃され、赤い血が舞う。

瞬間的に体を反らしたから即死にはならなかったみたいだ。




痛みと疲労が足枷となり、俺はついに地面に膝をついてしまった。



GAMEでもねぇのに…

なんなんだよいったい……

俺は見えない敵を眼で探した。

理沙…

悪いな……

仇、取れそうにないわ……


俺はそう言って、敵に殺された。


刹那、俺は暗い牢獄で目を覚ました。



そっか…

夢か…………


俺は大量にかいた汗を拭い、はらいせに鉄格子を蹴り付けた。