「仲間になる前に、色々と検査が必要だ。
廣瀬なら見極めれるはずだ。
二人は、これからやってくる涼って奴についていってくれ。
その後、配属を決めることになる。」
青木がそういい終わり、少しすると、ドアが開いた。
しかし、僕を含め、入り口にいた三人は入ってきたモノから距離を取った。
入ってきたのは、全身禍々しいマントとフードに、背丈を越える巨大な鎌を持った死神だったんだ。
いや、死神みたいな誰かだったんだ。
「なんならおまえら。
青木、こいつらか?」
死神は、黄色い眼を動かしながら、僕と霧島君、河口さんを見ていった。
まさか、この死神が廣瀬副隊長?
「廣瀬、入り口に近い二人がさっき連絡した二人だ。
後はよろしく!」
青木は廣瀬副隊長に、軽々しく言うと、僕に席を勧めてきた。
バタンとドアが閉まり、三人が出ていくと、青木は僕の向かい側の椅子に、堤と並んで座った。
よく見ると、二人ともかなり疲れた顔をしている。
やっぱり、最終戦争前だからかな?
僕は、二人が口を開くのを待った。

