それから僕達は、スフィンクス本部に入っていった。

探知を使いながら、勧誘部隊長の部屋を捜し出し、辿り着くまで、そんなに時間は掛からなかった。

僕は、部隊長室のドアを、ノックした。


「どうぞ!」

中から青木の声がする。

僕は、もう一度二人を振り返り、ドアを開いた。

「俊!!

よかった!

無事だったのか!!」

ドアを開けた瞬間に、青木の声が届いてきた。

そっか、僕は神々の世界クエストに参加していたから、心配してくれてたんだ!

でも、天空寺さんは本部に無連絡だったのかな?

青木の反応を見るかぎりでは、僕の情報は無かったみたいだけど…


天空寺さんはやっぱり仲間じゃなかったのかな?

仲間なら連絡ぐらいしてる気がするけど…

「後ろの二人は?

仲間か?」

堤が椅子から立ち上がり、青木の後ろから歩いてくる。

まぁまずは、二人のことを言ったほうが良いかな…

「二人は、最終戦争に一緒に参加したいと言ってます。

レベルは二人とも500を越えていて、かなりの熟練者だといえます。」

僕がそう言うと、青木がGGMをいじり始めた。

どうやら誰かを呼んだみたいだ。