僕は、ゆっくりと頭を上げると、話し始めた。
「単刀直入に言います。
一緒にラスボスと戦ってください!」
頼む…
最後の頼みの綱なんだ!
「はぁ?
当たり前だろ!
このゲームをクリアしないと地球は滅んじまうんだろ?
何もせずに死ぬより少しでも抵抗するほうが良いに決まってるだろ!
そもそも俺達は、仲間に入れてくれないか交渉するために来たんだ。
ところで、誰に相談すれば良いんだ?
あの城が本部なんだろ?」
緒方さんが真顔で答え、聞いてきた。
参戦するために来てくれたんだ…
よかった…
そうだ!
誰に相談するか、だったよね?
やっぱり勧誘部隊長の青木と堤かな?
それとも戦闘部隊長の坂谷さんと岩本さんかな?
侑弥さんのこともあるから勧誘部隊かな…
「僕が案内します。
ついてきて下さい。」
僕はそう言って、二人より前に立った。
どうせ、この二人が最後のターゲットだったし、仲間になってくれるんだ。
これぐらいはしてあげなくちゃ!
そして、僕より少し距離を置き、二人もついてきた。
任務達成だ!

