僕は二人に声をかけた。
「霧島悠君と緒方翔平さん!
話があるんです!
ちょっといいですか!?」
さっき見たステータスによると、霧島悠君は10歳、緒方翔平さんは27歳どんな繋がりかは分からないけど、なんだかこの二人からは、何かを感じた。
声を聞いてくれた二人は、立ち止まり、僕の方を振り返った。
話を聞いてくれる意志がある!
僕は、慌て二人に駆け寄った。
「なんの用だ?」
僕が近づくと、緒方さんが前に出た。
「お願いがあるんです。」
僕は真っ直ぐ緒方さんを見た。
緒方さんは強面で、筋肉質、いかにもファイターって感じだ。
今緒方さんの後ろにいる霧島悠君は、まだ幼い顔で忍者服を着ている。
「信用できるのか?」
緒方さんが睨みを効かせながら僕に詰め寄ってきた。
信用できるか。
信用できないか。
そんなのわからない。
でも…
「信じて下さい!」
僕はただそう言い、頭を下げた。
なにがなんでもなかまにするんだ。

