あんな女、間違えても彼女にはしたくないな。
僕は赤い文字を怒りを込めて踏み付けながら、大通りの真ん中に向かった。
冷静になって考えてみると、また勧誘に失敗したんだと改めて思い出される。
でも、今のは仲間にすべきじゃない。
僕は自分に言い聞かせた。
確かに、危険に首を突っ込みたくないという彼女の意志もよく分かるけど…
まぁ、いつまでもぐだぐだ言わずに次にいこうかな…
確か、クエスト中だったよね。
まだしてるのかな?
僕は天空寺さんから送られた名簿を表示させ、僕の担当リストから下の二人を選択した。
すぐにステータスが表示され、現在位置が示される。
《スフィンクス城下町中央部》
あ…
もうクリアしたんだ…
っていうか中央部って、あの辺りだよね?
僕は、地図と大通りを見比べた。
地図では、二人組で、二人ともファイターのはず。
あれだ!
僕は、本部に大通りを北上している二人組を見付け、あとを追った。
二人の名前は、霧島悠と緒方翔平。
絶対に仲間にしてやる!

