相変わらずの古い味のある看板に、木造の武器屋。

最初に来たときは大地君と一緒だった。

二回目は侑弥さんと…

そして今は……


もうあの頃には戻れないんだ…


僕は、GGMの地図を立ち上げた。

店の中には、二つの点。

おそらく、奥にいるのが店長、手前にいるのがターゲットだろう。

確かに中にいる。


僕は深く深呼吸をし、戸に手をかけた。


ゆっくりと戸を開け、中に入った。


「いらっしゃい!!

お!

無事に帰ってこれたか!


何か買いたいのか?」

店長が威勢よく声をかけてきた。

しかし、僕の眼には店長は入ってこない。

目の前にいる、女性に目が行ってしまったんだ。

ラフな格好に金色のブレスレット、髪はポニーテールで、スタイルも抜群。

僕の記憶が正しければ、過去にこの人には会ったことがある。


魔王の城で、ゾンビから僕を守ってくれた…

あの女性に間違いはない…


伝説の格闘戦士、百合菜さんだ!