ギュイィィィィン!

天空寺さんの黒い渦が完成し、奇妙な音を奏でる。


僕は天空寺さんに一礼し、小屋を出た。

出た瞬間に、辺りが急に賑やかになる。

そこは、城下町の大通りだった。

ダメだ…

あり得ない事ばかりでついていけない…

さっきまで、窓の外は森のなかだったのに、なんで?

まさかあのドアは未来の世界の?

僕は背後を振り返った。

もう一度あのドアを確認してやる。

もしかしたらピンクだったかもしれない。

しかし、そこにはドアどころか、あの小屋さえ無かった。

完全な空き地だ。

あ〜

意味分からない…

僕はとりあえず、辺りを見渡した。

見たことのある風景だ。

少し離れた場所に、《黙って寄ってけ!》がある。


確かあそこに一人だったよね。

買い物と食事とクエスト、一番早く移動するのは買い物のはず、なら、早めに買い物に行ったほうが良い。


先にラーメン屋に行って、買い物の方に移動されたら大変だしね。

それに、買い物以外は複数人、食べるには時間はかかるはず…


僕は、《黙って寄ってけ!》に足を運んだ。