「話す価値もないと奇襲を受けた…
自分達は死など怖くない、おまえら偽善者に力を貸すなんて、バカらしいとさ…
だが…
中には話に興味を持っている奴もいた。
もしかしたら、そいつらだけでも来てくれるかもしれない。」
天空寺さんはポケットからメモ帳を取り出し、×印のようなものを書き始めた。
偽善者か…
例えみんなからそう言われても、僕らはやるしかないんだ。
「次は、少人数組織をあたるぞ!
基本的にはレベル500を越えているとこに狙いを付ける。
単独で1000を越えている奴は一人、800越えが3人、500越えが37人だ。
他にも、情報網にかかっていない奴がいるはずだ。
名簿をGGMに転送しとくから、個人で探してくれ。」
天空寺さんは再び円を描き始めた。
侑弥さんもGGMを操作し、地図を表示させている。
「俊は、この城下町付近にいるプレイヤー担当だ。
今現在、黙って寄ってけ!に一人、あのラーメン屋に一ペア、城下町を出てすぐのクエスト内に一ペアがいる。
歩いていける距離ばかりだ。
頼んだぞ!」
侑弥さんは、僕の肩を軽く叩き、出ていってしまった。

