本当にこれでよかったのかな?

天空寺さんは、僕を助けてくれた。


それなのに、僕は何も協力せず、ここに立っている。

これじゃぁ受けた恩をかえせないよ…

「俊。

BLOODには行かなくて正解だ。

あのチームは、死刑囚や脱獄囚だけで組んでいる。

天空寺も何を考えているのか…

あんなのに協力を依頼したら、スフィンクスの和が乱れる。」

死刑囚や脱獄囚の集まりか…

確かに危ない気がする。

でも、クリアしたいのは両者同じ。だったら……


しかし、僕の予想は数秒の間もなく崩れ落ちることになる。

ギュイィィィィン!

時空が歪み、再び黒い渦が姿を現した。


天空寺さんだ。

でも、さっき行ったばかり…

いくらなんでも早すぎやしないか?

僕も侑弥さんも、空間の歪みを見つめた。



何が出てくるのか、そんな疑問を胸に抱えながら。

そして…

渦の中から、天空寺さんが飛び出てきた。

戦っていたのか、まだ少し殺気を感じる。

天空寺さんは、態勢を立て直すと、口を開いた。