「もう任務は終了した。

俺も侑弥もいつでも帰れる状況だ。

最終戦争には参加するつもりだが、今のままじゃ戦力が足りない。


これは上からの命令じゃないが、戦力はいくらあってもいい。


そこでだ。

これから他のチームに乗り込み、協力するように呼び掛けようと思う。

といっても、大きい組織はスフィンクス以外には一つしか存在しないが…

チーム名は『BLOOD』

かなり面倒なチームだが…

仲間にすれば圧倒的に有利になる。」


BLOOD、血か…

なんか嫌な名前だな…

「天空寺!

そのチームは!」

侑弥さんが天空寺さんに声を上げた。

何か知ってるみたいだ。

でも、天空寺さんは、黙って頷いただけだった。

侑弥さんは、信じられないといった表情で、天空寺さんを見続けている。

何かある。

何かが隠されているんだ。

「侑弥、今の状況を考えろ。

今スフィンクスには1000レベルを越える奴は俺を含めて二人しかいない。

それどころか、500を越えていない隊長もいる。


実質、200あれば、いいほうだ。

最終戦争の近づく今でも、150を越えていない奴が大半だ。

そんな状況で勝てるとでも思っているのか?

BLOODの連中は、確かにあまり関わりたくはない。

でもな、むちゃくちゃな分Levelは高い。

1000レベルを越えている奴も5人はいる。

今は仲間を選んでいる場合じゃないんだ。」

天空寺さんは、そういうと、ゆっくりと立ち上がった。