誰だ!?
僕は慌て目を開いた。
美しいとしか言い様のない純白のローブに、驚くほどのきれいな顔。
その人は、手からバリアを造り出し、炎の玉ををガードしていた。
そして、僕は気付いた。
この人が、古代エジプトで僕らの前を歩いていた人だ。
「神殺しだなんて、私にはあわないのですが、この際仕方ありませんね。
炉の神ヘスティアさん。
初めまして。
そして、さようなら…」
美男子は、さわやかにそう言うと、ふっと笑った。
ドーン!!!
ヘスティア自体が爆発し、НΡが0になる。
あんなに簡単に……
しかも一撃…
美男子は、ゆっくりと振り返り、歩いてきた。
無事でよかった。
美男子は言葉にこそ出さなかったが、無言でその言葉を僕に送ってきた。
そして、僕はそのまま意識を失っていた。

