臭いかもしれないけど、きっとこれが応え…
大地君も侑弥さんも、相澤隊長も、みんないきなりやってきた僕らを信じ、仲間に加えてくれた。
僕はそんなみんなを信じる。
「僕は、僕を信じてくれる人を信じます。」
僕はしっかりと顔を上げ、そう言った。
《なるほど…
面白い応えです。
では2つ目です。
あなたの親友、矢部水城と、その妹矢部理沙。
二人が敵に回ったとします。
その時あなたはどうしますか?》
なんだよこの質問…
もし二人が敵になったら?
きっと僕は戦えない。
逃げるか、説得しようとするか…
でも…
きっと、説得するだろう。
最後まで二人を信じるだろう…
まて、もし二人が僕を本気で倒しに来ていたらどうする?
説得もできず、刄を向けられたら?
僕には死ぬ覚悟なんてない。
いくら信じているといっても、殺されないと確信して時をまつなんかできない。
僕は、結局綺麗事を、理想を並べてただけなのか?
僕は目を伏せた。
それは、応えが見つからないからじゃない。
僕自身が、情けないからだ。

