─────俊目線─────
僕達は、今新たに現われた二人の神と向かい合っている。
二人とも女性だが、出しているオーラは全く違う。
さっきまで僕らはこの二人から逃げていたんだけど…
まぁ普通に追い付かれた。
少し前には敏さんの造った堤防があり、いきなり流れてきた水をせき止めている。
「ふぅ…
お嬢さん方…
おじさんたちは戦いを望んではいないんだ…
そこを通してくれないだろうかねぇ…」
今は永瀬さんが話し合いで解決させようとしている。
まぁ無理だろうけど…
敏さんが言うには、永瀬さんが時間を稼いでる間に、神二人を倒す、もしくは動きを封じる策を考えろとの事だが…
能力も力量もわからない敵の攻略法を見つけるなんて不可能に等しい。
もしも、ポセイドンみたいに1000レベルを越えるようなら、勝ち目は無い。
《おまえらはゼウス様を倒しに来たのであろう?
そんな輩をみすみす進ませるお人好しに私が見えるか?》
兜を被っている神がそう言った。
声からして女神だろう。

