水は球体となり俺を包んだままポセイドンの方に向かっていった。

グサッ!!

刺された!!

俺の体を三股の剣が貫通する。


しかし、もう一度見ると、まだ刺されてはいなかった。

幻か…

まだポセイドンまでは少し距離がある。

殺気が多すぎるんだ。

でも、早く抜け出さないと、幻が現実になってしまう…


冷静になれ…


俺には瞬間移動がある…


俺は、スキルを発動させた。


瞬間移動!!






しかし、抜け出すことはできなかった。


この水玉に魔法がかけられているのか?


とにかく、次の手だ。

逃げれないなら守るのはどうだ?

いや、三股の剣がある限り防ぎようがない…


鋼鉄化を使っても貫かれるに違いない。

ダイヤモンドぐらい堅ければ、もしかしたら弾けるかもしれないが、あいにくそんな術は見たことが無い。



待てよ?


さっき、どんなものにも貫かれない盾を入手したはずだ!!

出任せかもしれないけど、何もしないよりはましだろ!

俺はGGMを操作し、装備品フォルダに入っている《楚国の盾》に目をつけた。