しかし、ポセイドンは無傷だった。

雷皇龍は、三股の剣によって真っ二つに開かれ、ポセイドンの両側に落ちたんだ。


どんなものでも切り裂くのか?

俺は、キラリと光る三股の剣を見た。

《我にこんなものが効くとでも思ったか?》

ポセイドンは、三股の剣を俺の方に突き付け、怪しくほほえんだ。


ブチッという音と共に、たっさんの樹も引きちぎられる。

やっぱり、一筋縄ではいかないか…

俺は次の作戦を実行した。

これも、侑弥の術だ。

俺の右腕に、さっきの青白い雷が巻き付き始めた。

これだけの雷を体内に流し込めば…

俺は、指先から、高圧の水を噴射してくるポセイドンの真上に瞬間移動した。

さらに、分身を発動し、分身には雷を纏わせる。

そして俺は、もう一度瞬間移動し、分身をポセイドンに向かって行かせた。

こうすれば、少しでも時間が稼げる!

案の定、ポセイドンは、分身を斬り付けた。

今だ!!

瞬間移動!!

俺は、ポセイドンの目の前に移動した。

眼球に雷くらえば大変だろうな!

俺は、纏っていた雷を、ポセイドンの顔面に放った。