────相澤トキ目線────


覚悟は決めた。

「敏、今から援軍を呼ぶなんて提案はするな。

今スフィンクスは戦争の前だ。

他にやることは山ほどある。


俺達で、できるとこまでやるしかないんだ。」

そうだ、例えクリアできる確立がほとんど無くても、リーダーに無駄な負担をかけるわけにはいかない。

私ごときの事を…

俺は敏から手を離し、瞬間移動をした。

目標地点は、ポセイドンの真後ろ。


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次の瞬間にはポセイドンの背中が目の前にあった。


《我に直接、勝負を挑んできたのはお前達で二人目だ。

恥じることはない。

死んでもらうぞ!》

来る!!


俺は、同時にスキルを二つ発動させた。

分身!

透明化!!!


すぐに俺の分身が現われ、俺は姿を消した。

ポセイドンが振り向きながら、三股の剣を横に振り、造り出したばかりの分身を真っ二つに一刀両断した。

また大幅なΜΡ消費になるが、しかたない…

侑弥、おまえの術を使わせてもらうぞ!

俺はもう一度ポセイドンの背後に瞬間移動し、両手を空に掲げた。



雷皇龍!!!


俺の透明化は解けていた。