「敏さんごめん………
でも、僕はバカだから他に考えられないんだ…
神……」
ズガーン!!!!!
なんだ!!
何かが落ちてきた!!
僕は、天井から何かが落ちてきた落下地点を見た。
砂が舞っているため、姿は確認できないけど…
そいつは異様なオーラを出していた。
「逃げろぉ!!!!!」
頭上から相澤隊長が降りてきた。
どうやら落ちて来たのは敵みたいだ。
とりあえず、敏さんの事を…
「相澤隊長!
敏さんが、アヌビスの魂に憑依されて…」
僕がそこまで言うと、敏さんの足下から樹が生え、敏さんを地面に押し倒し固定した。
永瀬さんだ!!
「ふぅ…
面倒な敵もいるもんだねぇ…
敏、いや…
アヌビスさん…
少し大人しくしておいてくださいな…
今すぐ、王さまを楽にして上げるから!!」
永瀬さんはそのまま砂煙の中に突っ込んでいった。
そして…
黄金のマスクをかぶり、異様なほど派手な服を纏ったツタンカーメンが吹き飛んできた。

