─────俊目線─────


僕と相澤隊長は、ビルの屋上にいた。

目の前には、大量のロボット軍団に、一人の人間。


永瀬さんと敏さんは今はいない、先に古代エジプトに行ったんだ。

相澤隊長曰く、こんな少数部隊なら、二人で十分だそうだ…


まぁすでに相澤隊長は、深紅に燃え上がる不死鳥、清らかで透き通っているユニコーン、バチバチと音をたてている黄金のドラゴン、どっしりと構える岩製のスフィンクス、青々とした葉の翼を持っているグリフォン、光り輝くキメラを召喚し、戦わせようとしているけどね…

この幻獣達は、血の気が多いのか、まるで遊ぶようにロボットを蹴散らしているけどね…

「俺達は、あの人間を狙う。

早く終わらして、次に行くぞ!」

相澤隊長が、光の刀を抜き、一直線に走り始めた。

僕もやらなきゃ!!

僕は、味方にやられないように気を付けながら、相澤隊長の後に続いた。

すでに、血濡れの刀は右手にある。

僕は、相澤隊長を狙うのを放棄し、襲い掛かってきたロボットを切り付けながら先に進んだ。