─────青木目線─────
「いったい何があったんだよ…
侑弥も大地も空も水城君も!
堤、手がかりはゼロなんか?」
俺は隊長室を歩きまわりながら、たった今帰ってきた堤に声をかけた。
「今、廣瀬に頼んでやってもらってる。
あいつなら、手掛かりを持ってる奴を見つけれるだろ?」
堤は頭を抱えながら席に着いた。
廣瀬か…
情報副部隊長で、涼と呼ばれている。
見た目が死神みたいな奴だけど、いや、死神かな…
あの不思議な眼から得れる情報は確かだ…
ってか、なんで侑弥もいないんだよぉ……
「青槙!
それより、俊があのクエストに行ったらしいな…
未来、古代はまだましだけど、神は桁外れだぞ?
呼び戻さなくて大丈夫なのか?」
堤…
まぁ俊じゃし、よくね?
ってのは冗談!
でも、相澤隊長も付いてんだろ?
大丈夫そうだけどな…
ってか、俺からしてみれば、理沙ちゃんは大丈夫なのか?
やっぱ俺が傍にいたほうが…
俺は頭を抱え込んだ。
もっとも、堤とは違う意味で…

