その後も僕達は、着々と階段を上がっていった。

ときたま、物陰からロボットが光線銃を撃ってはきたけど、千里眼で早急に気付いていた相澤隊長が出てきた瞬間に高圧の水を放って一刀両断していった。

どうやら相澤隊長は、火、水、雷、岩、樹、光の魔法を使えるらしい。

それに加えて千里眼や盗聴、瞬間移動や透明化、鋼鉄化とかのスキルが使えるんだからすごいよ…

「次に出てくる奴はおまえが倒してみろ。

探知能力を使えばできるだろう?」

相澤隊長は、さっき襲ってきたロボットを脇に投げながら言った。


相澤隊長が出てきてすぐに倒しちゃうから、Levelとかもわからないし、能力もほぼ不明。

でも、断れるような雰囲気じゃない…

僕は黙って頷き、前に出た。

作戦は決まってる。

人工頭脳が組み込まれている人間で言う心臓部に風刃をたたき込み、その切り口に血濡れの刀を突き刺す。

でも、先制されたら大変な事になるんだよなぁ…

だって僕には防御魔法がないんだから…