「俺は強くなりたかった…

どんな手段でもいいから絶対的な強さが欲しかった。

早くクリアして元の世界に帰るために…

そのためにたっさんに力を借りたけど…

まさかこんなことになるとは…

たっさんはこう言った。

こんなことになるとは思わなかった。僕が一生面倒を見ると…

まぁそんなの俺にはお断わりだ。

あんなオヤジに一生付き纏われてたまるか。

全てがリセットされたとき、俺は一度元の世界に帰った。

でも、遅かったんだ…

夜の無いこの世界では、時間の流れが分からない。俺は約2年間、いなくなっていたんだ。

故郷は廃墟と化していた。何もなく、誰もいない荒れ地になっていた…

いつの時点でそうなったかは分からない。でも、クリアするまで帰るべきじゃない…

失望するだけだ…」

相澤隊長…

僕は話し終え、思い出に浸る相澤隊長を見つめた。

夢を破壊された。

幸せな家庭か………

僕の大切なモノって、何なんだろ…

よくわかんなくなるよ………