「追っ手が来るかもしれない!

早くこの場を…」

相澤隊長がそう言った刹那、街のあちこちから、ぞろぞろとロボットや機械に守られている人間が現われた。

さっきみたいなキャタピラ式なんて一体もいない。

どうやらさっき僕が倒したのは、旧型らしい…

「面倒だねぇ!

俊君!

あぁんまりむちゃはしなさんなよ!」

敏さんがそういうと、コンクリートの地面から岩が飛び出し、剣を振りかざし突っ込んでくるロボットに向かっていった。

作戦なんかないのか…

僕は血濡れの刀を抜き、戦闘態勢を取った。

すでに永瀬さんと相澤隊長は消えている。


この数、機械王国の時と同じくらいはいるよ…


ドーン!!


バーン!!

爆音が鳴り響き、周りのビルが倒れ始めた。

あ…やばい……


ビルの影に僕は完全に呑まれ、汗が一気に引く。



  ツ ブ サ レ ル


僕は慌てて唯一光の見えるロボット達の奥を見た。

あそこに行くしかない!!

「疾風!!」

僕は自分でもよく分からないまま、ロボットにぶつかりながら、ひたすら一点の光を見据えた。