「お疲れ!
いろいろ答えてくれてありがとな!
たっさんと敏に強くしてもらえよ!」
剛さんがニカッと笑い、再び椅子に座り込んだ。
「あまり力になれずにすみません…
かならず戦いでは戦うので、その時はお願いします。」
僕は深々と礼をし、敏さんについて部屋を後にした。
バタンと部屋の扉を閉め、一息入れる。
「よかったねぇ俊君!
気に入られたみたぁいじゃん!」
敏さんが一気に力を抜いた僕の肩を叩きながら言った。
勢いで膝がカクンとなり、僕は床に膝を着いた。
「あの二人…
強さの桁が違いすぎます……」
そう、なんだか、一緒にいるだけで力を吸い取られそうなんだ。
「あぁ…
あの二人はぁ、戦闘になるとすごいんだぁ。
普段でも微量の殺気が放たれてる。
レベルが放れているからその影響を受けたぁんだろぉねぇ…」
敏さんは僕の腕を肩に回し、助け起こしてくれた。
そんなにはなれてるんだ…
ん?
相澤隊長の時はそんな事なかったよね?
もしかしてあの二人のレベルは1000越えなんじゃぁ…
それとも、相澤隊長がレベルを下げていたのが原因なのかな…
僕は敏さんに支えられながら、城を後にした。

