「たっさんから話は聞いとるけん、そげえに心配せられな!
それに、敏!
十分よそうはできたじゃろ?」
白髪の隊長が椅子から立ち上がった。
予想できた?
情報が流れるのが?
「おいおい瞬さん!
お説教なら止めとけよ!
そんなの聞きながら描いた絵は荒々しくなるからさぁ!」
金髪の隊長が筆を手に、席を立ち上がった。
「それに、俺は誰も裏切ってないって信じる!
侑弥はそんなことするやつじゃないからな…」
金髪の隊長が言った言葉…
侑弥さんが裏切り者……
まて…
まだ分からない…
侑弥さんがそんなこと…
「侑弥しかあんなことできんじゃろうが!
それに、相澤が見てから侑弥の目撃者はいない!
連絡も取れないんじゃけぇ逃げたと思うのが自然じゃろうが!
それに、飯室兄弟をバグで消えたと言ったらしいのう?
バグで二人も一気に消えるやこうありえんことじゃ!
侑弥が瞬間移動でどこかに消したか、殺したとわしは思うとる!」
白髪の隊長が厳しくそう言った。
連絡も取れないなんて…
本当に逃げちゃったのかな…
僕は俯き、目を閉じた。

