部屋は、とてつもなく広かった。

広さ的には体育館ぐらいだろうか。部屋の中央には、巨大な噴水が設置され、壁には武器屋のように刀や弓、銃や盾、槍や薙刀が飾られてある。

そして、噴水から吹き出す水の背後に、豪華な二つの椅子と机が置かれていた。

その椅子には、二人の男性が座っていた。

片方は金髪で長髪、見たところマジシャンだ。

もう片方は、白髪で、マントを羽織っている。

歳的には僕より少し大きいぐらいかな?


僕は敏さんに押されて、部屋に入った。

まずは挨拶をしないと!!


僕は深呼吸をし、椅子に座って難しい表情を浮かべている二人を見た。

落ち着け…

最初が肝心だ!!

大丈夫!!


「失礼し…」

「よーっす!

そんなに堅くなんなって!」

僕の言葉は金髪に遮られた。

「まぁ堅くなるのは仕方ないじゃろ?

わしらは隊長なんじゃけぇな?」

なんか…

どれだけ親しみやすいんだろ…