この刀の能力を使えば負けはない。
一度だけでも斬り付けれれば、あとは身を守っていればいいんだから…
アサシンの武器はあの短刀と虎特有の爪と牙、そしてスピード。
НΡもかなりあるし、もし仲間を呼ばれたら負けが確定してしまう。
ゴーレムは地を砕くほどの力があるけど、スピードは論外。僕がアサシンを引き付けて、ゴーレムが一撃!
これが一番確実かな?
僕はようやく僕の戦闘の意志を察知したアサシンに斬り掛かった。
ガキィン!
金属音が奏られ、二つの刄がぶつかった。アサシンは不気味に笑い、片手で刀を受けとめ、空いた片手の爪で反撃を始める。
アサシンが爪を振るたびに、ヒュン!ヒュン!と軽い音が鳴り、僕は思わずバックステップで距離を取った。
しかし、アサシンは僕が引くのを待っていたみたいだ。低い姿勢で素早く追撃してくる。
いつのまにか、僕は完全に防戦にまわっていた。
爪や短刀の太刀筋に血濡れの刀を運び、防ぎ続ける。この勢いだ、きっと一撃やられたら連続でやられてGAME OVERまで持っていかれるだろう。
それだけはなんとしてでも避けないと…

