侑弥さん、水城、優枝さん、奏ちゃん…
大地君と空君がいない…
バグに巻き込まれた…
なんで……
僕が行こうなんて言ったからだ…
僕が…
「とにかく!
君には本部に来てもらう。
俊!
君はしばらく別部隊と行動だ!
永瀬、早島ペアだ!
二人ならLevel上げぐらいすぐしてくれるさ。
危険度はかなり増すけど、俊なら大丈夫だろ。
もうしばらくここで待っていてくれ!
伊野田は向山と合流し、四人一組で中級クエストに行きまくれ!
俺は、こいつのもりをしないといけないから…」
侑弥さんは、そう言うと、水城と共に瞬間移動した。
辺りは静寂に包まれ、大通りを通る人も、怒鳴り合いの現場を避けて通っていた。
大丈夫、大地君は戻ってくる!
僕が今すべきは自分の身を守るだけの実力を付けること。
これ以上仲間を失わないようにする力を得ることが最大の課題だ。
僕は拳を握り締めた。

