まずは水城達と合流しないとね。
水城の事だから騒ぎがある場所に行けばいるはず。
僕は眼下を見渡した。巨大な甲板では、ピストルや剣、斧を持った海賊らしき人が蠢いている。
「甲板ではまだ戦闘はしてないみたいだね…
船内に入ったのかな?」
大地君は、アサルトライフルを手に帆の上のポールを歩きだした。
下から見つかれば、いい的になってしまう。でも、このままここにいても意味が無い、僕は大地君に続いた。
ドーン!!
ドーン!!
船が揺れ、下が騒がしくなる。
見つかったかな!?
僕は大地君と顔を見合わせ、耳を澄ませた。
《船だ!!
沈ませろ!》
船?
まさか!!
僕は海に目を向けた。
そこには1艘の小舟が浮かんでいた。
上には、白いローブと赤いローブの二人の魔術師…
「伊野田副隊長達だ!!
でもむちゃだ!
このクエストは雑魚でもLevel50は下らない!
しかもこの数…
いくらなんでも……」
大地君は少し考えるように目を瞑った。
ズガーン!!
再び船が揺れた。
さっきより大きい!!
僕と大地君は、真っ逆さまに落ちていった。

