こんなとこになんで…

いくらなんでも上級はむちゃくちゃでしょ…

僕は冷や汗が流れるのを感じ、大地君に知らせた。

「なんで…

早く行かなきゃ!

上級は副隊長達でも苦戦するレベルだよ!

僕らが歯が立つわけない!

このままじゃ2人ともGAME OVERに…」

大地君は、慌てクエスト中の横に書いているクエスト番号を見て、外部参戦の申し込みに走った。

僕らが行っても何も変わらない、きっとそうだろう。でも、見捨てるなんて事は、絶対に嫌なんだ!

僕は、とりあえず奏ちゃんと理沙ちゃんに連絡し、大地君を追った。

そして、僕らは再び緑の光に入ったんだ。

水城が危ない、そのことしか、僕の頭にはなかった。

どんなクエストかもしらないまま、僕の視界はホワイトアウトした。


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      参戦

     荒れ狂う海

難易度:★★★★★

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難易度MAX、何でこんなの選んだんだよ水城…

それに海か…

僕は拳を握り締め、今度こそいきなりイベントが発動しないことを祈った。