「俊君!
そこ離れて!!」
頭上から大地君の声が聞こえ、僕は横に飛び退いた。
ズガーン!!!!!
機械の球体が砕けた。
空から落ちてきた大地君が、猟銃で殴ったんだ。
すごすぎる…
これが、スフィンクスの…
飯室大地君の本気……
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ロボK(Lv.70)
НΡ -5000 1250/7000
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ダメージ5000!!!
クリティカルでもないのに…
やっぱり、頼れるよ…
普段はあんなんだけど…
《ギ…ガギ…
タダデハ死ナナイ…
我々ハ不死身ダ…
メモリーサエアレバ何度デモ…》
球体の内側から響いてくるこの声には、どこか悲しみが詰まっていた。
機械なのに感情があるとでも言うのか?
「俊君!
今すぐ離れるんだ!!
自爆する気だ!!!」
抉れた球体の穴から巨大な鳥が姿を現した。
背中には大地君が乗っている。
自爆!!
早くしないと!!
「ウィング!!」
僕は慌て呪文を唱えると、ファルコンの後について大急ぎで上空へと逃げた。
瓦礫や、空気があの球体に引き寄せられている。そんな感じだ。
刹那…
空気が変わった………

