僕の放った風の刄は、鋭い針を打ち落としながらクエストボスに向かっていった。
打ち落とされた針はガンガンと鈍い音をたてながら瓦礫の山に突き刺さっていく。
以外と重たいんだ…
僕は風の刄を擦り抜けてきた数本の針を血濡れの刀で叩き落としながら風刃を放つ、この行為を繰り返していた。
僕が対応できてない分は、大地君が撃ち落としているし、それでも無理な針は、ファルコンが避けてくれている。
クエストボスの方も、次々と針を生み出し、反撃の隙を与えてはくれない。
「大地君!
もっと威力のある攻撃が必要だ!
このままじゃΜΡが尽きちゃう!」
僕はいくら放っても相殺されている風刃や銃弾を見ながら叫んだ。
僕のΜΡは2/3を切っている。
絵を回復することはできるけど、ΜΡの回復は不可能。
ΜΡが無くなれば回復もできないんだ…
「多少むちゃくちゃかもしれないけど、やってみようか!
ファルコン!
俊君を落として!!」
大地君の声と共にファルコンの足の力が弱まった。
いやいやいやいや!!
何でこうなるんだよ!!
僕はクエストボスに向かって真っ逆さまに落ちていった。

