問題は、こんな空間の隅から隅まで、手探りで調べることはできないことにある。
手探りだけで調べられるのは唯一床だけ。
じゃぁどうすれば良いか。
その答えはとっくに出ていた。
僕は、木原俊。
魔術師だ!!!
僕はGGMから、回復丸を4つ取り出した。堤からもらったのがまだ残ってるんだ。
僕は右腕を壁に当て、回復丸を壁と手で挟んだ。このローブを着てから新しい力を感じていた。いや、むしろ基礎の力かな?
僕は掌から風を発生させ、ゆっくりと壁から離れた。
回復丸は壁に張りついている。
作戦通りだ!!
僕は、4つの回復丸を等間隔に並べ、壁を往復させ始めた。もし凹みがあれば、回復丸の落ちる音がするだろうし、凸があれば、列が崩れるはず。
絶対に見つけてやる!!
僕がこの作業をし始めて少し時間が経った頃、箱の中にカチッと小さな音が響いた。
見つけた…
あそこに確かに段差がある!!
僕は回復丸が止まっまている場所まで歩いていった。
残り 12:41

