━━━━━水城目線━━━━━


「なんでこの僕がこんな輩とペアを組まないといけないかな?

実力、頭脳、精神、全てにおいて完璧な僕が!!!」

こいつまだ言ってんのか。

確かに実力、頭脳は負けてるかもしれねぇけど、精神的には勝ってるだろ。

「まぁ隊長方がこの僕を選んだ、いや、僕しか完璧に初心者を指導できるモノはいないと当たり前のことを言っていましたから仕方ありませんが…」

こいつ、かなりめんどくせぇ。

「てめぇしか暇な奴がいねかっただけだろうが。

思い上がってんじゃねぇナルシ野郎!」

俺は冷たく言い放ち、とりあえずナルシ野郎が行くと言い張る《黙って寄ってけ!》を目指した。

「またひがみか?

何一つ僕に勝てないのがよっぽど悔しいんだね?

恥じることはないよ、いくら君が頑張っても完璧な僕に適うはずが無いんだから。」

ナルシ野郎は宙をぷかぷかと漂いながら、俺を見下してきた。

決めた。

このGAMEから抜け出す前に、こいつだけは倒してやる。

俺は若干殺気を纏ながら、ナルシ野郎を睨み付けた。