「スキルについてですか…
そうですね。
職業によって能力が決まっているのは知ってますよね?
その能力に新しい能力を付け足す道具と思えばいいと思いますよ。
ちなみに、スキルにはデメリットもあります。いわゆる代償ですね。
例えば、友達登録ができなくなったりするモノもありました。
あと、スキルは同じ物はありません。この世にまったく同じものはありませんからね。
ですが、似たようなものは作れます。例えば、相澤トキ隊長の《瞬間移動スキル》は自分のΜΡを消費して発動しますが、とある剣士の方が使っている《瞬間移動スキル》は、НΡを消費して発動します。
所持数もデメリットを考えると変化します。
同じデメリットをうまく組み合わせたりして、数十個所持している人もいれば、2〜3個が限界の人もいます。
初心者の方にオススメするデメリットの少ないものはあちらのケースに入っていますので、どうぞ御覧ください。」
店員は入り口付近のガラスケースを指差し、一枚の紙を渡してきた。
紙には、初心者向けのスキルがリストアップされていて、かなり分かりやすい。
中には×印が付いているものもあったが、1つしかないと思うと仕方なかった。

