「‥‥ふふふ。」
体の大きな三神君が小石をちまちまといじっている姿に笑いが込み上げる
私の変化に気が付いたのか、三神君はあっさりと小石達を手放して立ち上がった
「かわいいな。やっぱ葉月ちゃんは笑ってた方かわいいよ。」
そう言って私の頭をぐしゃぐしゃと撫で始めた
「ちょっと、止めてよ!」
動き回る三神君の手を止めようと頭に手を伸ばすと
“パシッ”
不自然な形で伸ばしかけた手を捕まれる
「えっ?」
咄嗟に顔を上げれば、思っていたより近くに三神君の顔がある
いつものような冗談っぽい表情はなく、射るような強い視線に体が固まってしまう
(あ、引っ張られる‥)
捕まれた手が三神君の方に引っ張られる感覚をなすがままにしていると
“グイ”
予想とは反対の方へ強い力で引っ張られた
体の大きな三神君が小石をちまちまといじっている姿に笑いが込み上げる
私の変化に気が付いたのか、三神君はあっさりと小石達を手放して立ち上がった
「かわいいな。やっぱ葉月ちゃんは笑ってた方かわいいよ。」
そう言って私の頭をぐしゃぐしゃと撫で始めた
「ちょっと、止めてよ!」
動き回る三神君の手を止めようと頭に手を伸ばすと
“パシッ”
不自然な形で伸ばしかけた手を捕まれる
「えっ?」
咄嗟に顔を上げれば、思っていたより近くに三神君の顔がある
いつものような冗談っぽい表情はなく、射るような強い視線に体が固まってしまう
(あ、引っ張られる‥)
捕まれた手が三神君の方に引っ張られる感覚をなすがままにしていると
“グイ”
予想とは反対の方へ強い力で引っ張られた
